東日本大震災以降も、北海道胆振東部地震や台風、豪雪に起因する再エネの出力低下に伴う停電も発生し、
電力安定供給の必要性が増しております。ロシアのウクライナ侵略等による世界的なエネルギー価格急騰と
円安により、我が国のエネルギー調達コストが急増しています。更に再生可能エネルギーの急増、火力発電
の閉鎖、原発再稼働の遅れにより電力需給ひっ迫、停電リスクが発生すると同時に、電力料金の値上げが
企業と家計を直撃しています。岸田内閣も2030年度までにCO2の排出を46%削減するなどグリーン成長政策
を選挙公約に掲げ、11月2日のCOP26でも世界に向けてわが国の取り組み方針を紹介しました。
これらの状況を踏まえて、本年も原子力安全合同シンポジウムを開催致します。
10:00-10:10 開会挨拶 奈良林 直(東京工業大学) | ||
10:10-12:00 日本機械学会 震災・エネルギーインフラ臨時委員会 | (司会 小泉 安郎(電通大)) | |
10:10-10:40 | 電力需給逼迫と変動性エネの影響回避 | 奈良林 直(東京工業大学) |
10:40-11:05 | 東日本大震災を乗り越えた女川原子力発電所 | 吉川 祐明(東北電力) |
11:05-11:30 | 耐震裕度向上に向けた浜岡原子力発電所の取組み | 鈴木 純也(中部電力) |
11:30-12:00 | エネルギーミックス最適化に向けた高温ガス炉の活用 | 浅野 和仁(東芝ESS) |
【昼食】 | ||
13:00-15:30 我が国のROP規制検査と事業者の取り組みとリスク | (司会 岡本 孝司 (東大)) | |
13:00-13:30 | 機械学会海外保全調査とNRA検査官の人材育成 | 小林 正英(NRA原子力安全人材育成センター) |
13:30-14:00 | 運転中保全におけるリスクの考え方 | 青木 孝行 (東北大学) |
14:00-14:30 | リスク情報を活用した運転中保全実施ガイド | 石橋 文彦 (東芝ESS) |
14:30-15:00 | 国内原子力発電所の運転中保全実施の提言 | 今野 隆博(日立GE) |
15:00-15:30 | OLMに向けた状態監視やAI技術の調査 | 椎塚 晋 (三菱重工) |
15:30-16:15 総合討論 | (司会 岡本、奈良林) |