東日本大震災以降も、北海道胆振東部地震や台風に起因する停電が発生し、エネルギーインフラを自然災害から早期に復旧するレジリアンス対応や電力安定供給の必要性が増しております。また、わが国の原子力規制が、米国NRCの原子炉監督プロセス(ROP)を取り入れた運用が2020年4月より開催されてり、リスク重要度分類、リスクインフォームド意思決定(RIDM)、リスクインホームドメンテナンス(RI-ISI)などを早急に整備する必要があります。さらに米国では80年運転を許可された発電所が2つあります。菅首相の2050までに実質的なCO2排出削減ゼロの所信表明演説があり、これらを実現する取り組みも見据える状況下で、本年も原子力安全合同シンポジウムを開催致します。
10:30-12:00 震災・エネルギーインフラ臨時委員会 【日本機械学会】 | (司会 奈良林 直) | |
10:30-11:00 | 台風と集中豪雨による土砂災害や大規模停電のリスク増大 | 奈良林 直(東京工業大学) |
11:00-11:20 | 電力レジリエンス強化に向けた東京電力の取り組み | 金子 洋平(東京電力HD) |
11:20-11:40 | 災害時における停電の早期復旧に向けた取り組みと課題について | 朝比奈 孝幸(中部電力PG) |
11:20-12:00 | 台風10号に伴う停電復旧対応の振り返り | 重松 貴則(九州電力送配電) |
【昼食】 | ||
13:00-15:00 我が国のROP規制検査と事業者の取り組み 【日本保全学会】 | (司会 青木 孝行) | |
13:00-13:30 | 原子力規制検査の本格運用開始の取り組みと課題 | 古金谷 敏之 (原子力規制 庁) |
13:30-14:00 | 安全性向上メカニズム検討の必要性について | 青木 孝行 (東北大学) |
14:00-14:30 | 新検査制度での安全性向上に向けて | 川村 慎一 (日立GE) |
14:30-15:00 | 新検査制度によるROPと米国NRC・事業者の事例紹介 | 奈良林 直 (東京工業大学) |
【休憩】 | ||
15:15-16:30 オンラインメンテナンスとリスク低減 【日本機械学会】 | (司会 岡本 孝司) | |
15:15-16:00 | SA設備のオンラインメンテナンスとリスク低減 | 石橋 文彦(東芝ESS) |
16:00-16:30 | 総合討論 |