わが国の規制が、米国NRCの原子炉監督プロセス(ROP)を取り入れて2020年4月より施行されることから、リスク重要度分類、リスクインフォームド意思決定(RIDM)、リスクインホームドメンテナンス(RI-ISI)などを早急に整備する必要があります。すでに2018年10月より、規制庁の事業者検査が施行開始しており、3学会の原子力安全合同シンポジウムを開催致します。
これらの技術討論を通じて、参加者相互の目標の共有と英知の結集をワークショップ形式で実施致します。
10:20-10:30 開会挨拶 日本保全学会規制関連検討会主査 奈良林 直(東工大) | ||
10:30-12:00 リスク情報を活用した耐津波の取組み 【原子力学会、電気協会、土木学会】 | (司会 蛯沢 勝三) | |
10:30-11:00 | 原子力施設の津波に対する安全向上の基本的な考え方とRIDM | 成宮 祥介(JANSI) |
11:00-11:30 | 設計基準領域から設計超過領域にわたる耐津波設計 | 井村 尚貴(東電HD) |
11:30-12:00 | 津波PRAの実践例と実践を通じての有用情報 | 蛯沢 勝三(電中研) |
【昼食】 | ||
13:00-15:00 我が国の検査制度の大幅見直しとROP制度 【日本保全学会】 | (司会 奈良林 直) | |
13:00-13:40 | リスクインフォームド及びパフォーマンスベースの検査制度における展開 | 金子修一 (原子力規制庁) |
13:40-14:10 | 新検査制度導入に向けた事業者インフラの整備状況(CAP、設計ベース、PI) | 爾見 豊 (関西電力) |
14:10-14:40 | 原子力安全を格段に向上させるための保全の考え方について | 青木 孝行 (東北大学) |
14:40-15:00 | 地球環境保全に対する原子力発電の意義と保全活動 | 奈良林 直(東京工業大) |
【休憩】 | ||
15:15-16:55 米国における長期運転に向けた取り組みとリスク低減 【日本機械学会】 | (司会 岡本 孝司) | |
15:15-15:45 | 米国における長期運転に向けた活動・取組み |
藤崎恭史(関西電力) 吉川祐明(東北電力) |
15:45-16:30 |
米国における RI-ISIへの取り組みとFLEX機器運用によるリスク低減 FLEX、 RI-ISI(前編)、 RI-ISI(後編) | 酒井 健(日立GE) 西 優弥(東芝ESS) 田村 晴彦(MHI) |
16:30-16:55 | 総合討論 | |
16:55-17:00 閉会挨拶 日本機械学会リスク低減のための安全規制最適化委員会主査 岡本孝司(東大) |