第4回原子力安全合同シンポジウム

〜 新検査制度の試運用開始とリスク情報の活用 〜

趣旨:

わが国の規制が、米国NRCの原子炉監督プロセス(ROP)を取り入れて2020年4月より施行されることから、リスク重要度分類、リスクインフォームド意思決定(RIDM)、リスクインホームドメンテナンス(RI-ISI)などを早急に整備する必要があります。すでに2018年10月より、規制庁の事業者検査が施行開始しており、3学会の原子力安全合同シンポジウムを開催致します。

これらの技術討論を通じて、参加者相互の目標の共有と英知の結集をワークショップ形式で実施致します。

日時: 2018年12月21日(金)10:00-17:00

場所: 東京大学山上会館 大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

参加費:無料
12月10日を持ちまして、定員に達しました。
今まで登録いただいた方は全て登録すみです。
返信がない場合は、登録されておりますのでご安心ください。
12月11日以降に申し込まれた方は恐縮ですが、次回をご期待ください。

共催:
日本保全学会「規制関連検討会」
日本機械学会動力エネルギーシステム部門「リスク低減のための安全規制の最適化研究会」

プログラム(敬称略):
 
10:20-10:30 開会挨拶     日本保全学会規制関連検討会主査 奈良林 直(東工大)
10:30-12:00 リスク情報を活用した耐津波の取組み 【原子力学会、電気協会、土木学会】  (司会 蛯沢 勝三)
10:30-11:00  原子力施設の津波に対する安全向上の基本的な考え方とRIDM 成宮 祥介(JANSI)
11:00-11:30  設計基準領域から設計超過領域にわたる耐津波設計 井村 尚貴(東電HD)
11:30-12:00  津波PRAの実践例と実践を通じての有用情報 蛯沢 勝三(電中研)
【昼食】
13:00-15:00  我が国の検査制度の大幅見直しとROP制度 【日本保全学会】  (司会 奈良林 直)
13:00-13:40  リスクインフォームド及びパフォーマンスベースの検査制度における展開 金子修一 (原子力規制庁)
13:40-14:10  新検査制度導入に向けた事業者インフラの整備状況(CAP、設計ベース、PI) 爾見 豊 (関西電力)
14:10-14:40  原子力安全を格段に向上させるための保全の考え方について 青木 孝行 (東北大学)
14:40-15:00  地球環境保全に対する原子力発電の意義と保全活動 奈良林 直(東京工業大)
【休憩】
15:15-16:55  米国における長期運転に向けた取り組みとリスク低減  【日本機械学会】  (司会 岡本 孝司)
15:15-15:45  米国における長期運転に向けた活動・取組み 藤崎恭史(関西電力)
吉川祐明(東北電力)
15:45-16:30  米国における RI-ISIへの取り組みとFLEX機器運用によるリスク低減
   FLEXRI-ISI(前編)RI-ISI(後編)
酒井 健(日立GE)
西 優弥(東芝ESS)
田村 晴彦(MHI)
16:30-16:55  総合討論
16:55-17:00 閉会挨拶  日本機械学会リスク低減のための安全規制最適化委員会主査 岡本孝司(東大)

連絡先:
東京工業大学 奈良林直 tnaraba@lane.iir.titech.ac.jp
東京大学工学系研究科 岡本孝司 symp@rop.tokyo

過去の開催実績
第3回原子力安全合同シンポジウム(2017年12月22日開催)